人工芝を敷くなら、防草シートが必須!

公開日:2026/03/17
人工芝

庭は日当たりや雨の影響を受けやすく、雑草が生えやすい場所です。雑草を放置してしまうと見た目が悪くなるだけではなく、手入れの負担も大きくなります。とくに庭に人工芝を敷く場合は、雑草対策をしっかり考えることが重要です。ここでは、庭の雑草対策の基本と、防草シートを活用した方法について解説します。

雑草対策の基本と人工芝の注意点

庭をきれいな状態に保つためには、雑草の発生を抑える工夫が必要です。人工芝を敷く場合でも、雑草が生える可能性を理解しておくことが大切です。ここでは人工芝と雑草の関係について紹介します。

人工芝だけでは雑草は防げない

人工芝は見た目を整えたり、庭の手入れを楽にしたりする目的で多くの家庭で使用されています。しかし人工芝だけを地面に敷いた場合、雑草の発生を完全に防ぐことはできません。

人工芝には雨水を流すための排水用の穴があり、その穴から雑草が生えてくることがあります。土の上に人工芝を直接敷くと、地面の雑草はその隙間をとおって成長してしまいます。

その結果、人工芝の下から草が伸びてくることがあり、見た目にも影響が出る場合があります。雑草が伸びてしまうと人工芝の表面がデコボコになったり、芝のつなぎ目が目立ったりすることもあります。

さらに、隙間から伸びた雑草は取り除くのが難しく、草取りの作業がかえって大変になることもあります。そのため、人工芝を設置する際には雑草対策を同時に行うことが重要です。

また、雑草が人工芝の下から伸びてしまうと、見た目の問題だけではなく庭の管理にも影響が出てしまいます。人工芝の隙間から雑草が生えてくると、芝をめくったり隙間を探したりしながら作業を行う必要があり、通常の草取りよりも手間がかかる場合があります。

雑草の根が広がると人工芝がもち上がることもあり、芝の表面が不均衡になってしまうこともあります。こうした状態になると人工芝の美しい見た目を保つことが難しくなります。そのため、人工芝を設置する前に雑草対策を行い、雑草が生えにくい環境を整えておくことが大切です。

人工芝の下に防草シートを敷く理由

人工芝の下に防草シートを敷くことで、雑草が生える環境を大きく減らすことができます。防草シートは地面を覆い、雑草の生育を抑えるための資材です。

人工芝の施工前に設置することで、雑草が人工芝の下から伸びてくるのを防ぎやすくなります。防草シートは光を遮ることで雑草の成長を抑える働きがあります。雑草は成長するために光を必要とするため、光が届きにくい状態になると生育しにくくなります。

また、雑草が少なくなることで虫が発生する原因を減らすことにもつながります。庭の環境を整えるためにも、人工芝を施工する際は防草シートを一緒に使用することが重要です。

防草シートの仕組みと役割

雑草対策としてよく使われる防草シートですが、どのような仕組みで雑草を抑えているのかを理解しておくと、より効果的に使用することができます。ここでは防草シートの基本的な役割について紹介します。

防草シートとは何か

防草シートとは、地面に敷くことで雑草の発生を抑えるためのシートです。空き地などで地面を覆う黒いシートを見かけたことがある方も多いでしょう。そのような資材が防草シートです。

防草シートは雑草の発芽や成長を抑える目的で使われており、防草シートや除草シートと呼ばれることもあります。庭の雑草対策として使用されることが多く、人工芝の下に敷くことで長期間雑草の発生を抑えることができます。

防草シートが雑草を抑える仕組み

植物は成長するために光を利用してエネルギーを作り出します。植物は空気中の二酸化炭素と水を使い、光のエネルギーによって炭水化物を作り出しながら成長します。この働きが光合成です。

防草シートは地面に光が届きにくい状態を作ることで、雑草が光合成を行いにくくする役割があります。光を受けにくくなった雑草は成長が難しくなり、結果として発生を抑えることができます。

防草シートを選ぶ際は、光をとおしにくいものを選ぶことが重要です。一般的には遮光率が高いほど雑草の成長を抑えやすいとされています。真夏の強い日差しの中でも光を遮るためには、遮光率が高いシートを選ぶことが目安になります。

また、雑草は地面の下から上へ伸びてくるため、シートには光をとおさないだけではなく、突き抜けにくい強度も求められます。強い雑草はシートの隙間や弱い部分を押し上げて成長することがあるため、耐久性のある素材を選ぶことが大切です。

防草シートの耐久性と素材

防草シートは屋外で使用されるため、日光や雨の影響を受けながら長期間使われます。

そのため、素材の耐久性も重要なポイントになります。水に長くさらされることで劣化しやすい素材もあるため、耐久性の高い素材を選ぶことが望ましいです。

また、水はけの悪いシートを使うと雨水が溜まり、庭の地面がぬかるむ原因になることもあります。透水性があり、水をとおしやすいシートを選ぶことで庭の状態を保ちやすくなります。

さらに、酸性やアルカリ性の環境に弱い素材の場合、劣化が早くなることがあります。そのため、耐久性の高い素材を選ぶことが防草シートを長く使用するためのポイントになります。

防草シートの種類と選び方

防草シートにはいくつかの種類があり、素材や構造によって特徴が異なります。

人工芝と組み合わせて使用する場合は、雑草が突き抜けにくく耐久性の高いものを選ぶことが重要です。ここでは防草シートのおもな種類と選び方について紹介します。

プラスチック系の防草シート

防草シートの中には、プラスチック素材を使ったタイプがあります。耐久性があり、屋外でも比較的長く使用できる点が特徴です。

庭だけではなく、空き地や駐車場の周辺など幅広い場所で使用されることがあります。素材によって強度や耐久性が異なるため、設置する場所や使用期間に合わせて選ぶことが重要です。

プラスチック素材のシートは丈夫なものが多く、長期間使用したい場合に向いていることがあります。ただし製品によっては透水性が低く、水が溜まりやすいものもあるため、水はけのよさも確認しておくと安心です。

クロスシート(織布タイプ)

クロスシートは糸を織って作られた防草シートで、比較的軽く扱いやすいのが特徴です。ホームセンターなどでも販売されていることが多く、価格が比較的安いものもあります。

施工がしやすく手軽に導入できる点がメリットですが、織り目の隙間が大きいものでは雑草が突き抜けてしまうことがあります。長く雑草対策を続けたい場合には、織り目の細かいタイプを選ぶことが重要です。

また、織布タイプは端をカットするとほつれが出る場合があるため、施工の際には注意が必要です。

不織布タイプの防草シート

人工芝の下に敷く防草シートとしておすすめされることが多いのが不織布タイプです。不織布は繊維を絡ませて作られており、織り目がない構造になっています。そのため隙間から雑草が突き抜けにくい特徴があります。

また、カットしてもほつれにくいため施工がしやすく、人工芝の下に敷く用途にも適しています。不織布タイプは厚みや密度の違いによって強度が変わるため、耐久性の高いものを選ぶことでより長期間使用することができます。

庭の雑草対策をしっかり行いたい場合は、不織布タイプを選ぶと効果を得やすくなります。

防草シートを選ぶときのポイント

防草シートは種類が多いため、選ぶ際にはいくつかのポイントを確認することが大切です。適切なシートを選ぶことで雑草対策の効果を高めることができます。

遮光率の高い防草シートを選ぶ

防草シートは光を遮ることで雑草の成長を抑える資材です。そのため遮光率の高いシートを選ぶことが重要です。

遮光率が低いシートでは光が地面まで届いてしまい、雑草の光合成を十分に抑えることができません。雑草は光を利用して成長するため、光をとおしにくいシートを選ぶことで発芽や成長を抑えやすくなります。

人工芝の下に敷く場合も、遮光率の高い防草シートを使用することで雑草対策の効果を高めることができます。

織り目のない不織布タイプを選ぶ

価格の安い防草シートの中には織り目の粗いものがあります。そのようなシートでは隙間から雑草が突き抜けてしまう可能性があります。不織布タイプは織り目がない構造のため、雑草が突き抜けにくい特徴があります。

また、カットしても端がほつれにくいため施工がしやすい点もメリットです。人工芝の下に敷く場合は、不織布タイプを選ぶことで雑草対策の効果を高めることができます。

密度が高く強度のあるシートを選ぶ

防草シートには雑草が突き抜けない強度も必要です。密度が低く柔らかいシートでは、力の強い雑草が押し上げてしまう場合があります。庭にはチガヤやハマスゲ、セイタカアワダチソウなど根の力が強い雑草が生えることがあります。

また、ドクダミやスギナなども地下茎が発達しており、弱いシートでは突き抜けてしまう可能性があります。そのため、人工芝の下に敷く場合は密度が高く丈夫な防草シートを選ぶことが重要です。

シートを選ぶ際には実際に触ってみたり、光にかざしてみたりすることで厚みや密度を確認することができます。

耐久性と水はけも確認する

防草シートは屋外で長期間使用されるため、耐久性も重要なポイントです。日光を長く浴びることで劣化が進む素材もあるため、耐候性のあるシートを選ぶことが望ましいです。

また雨水が地面に浸透しにくいシートを使用すると、水が溜まりやすくなり庭の状態が悪くなる場合があります。透水性があるシートを選ぶことで雨水が地面に流れやすくなり、庭の環境を保ちやすくなります。

素材の中には酸性やアルカリ性の環境に弱いものもあるため、耐久性の高い素材を選ぶことが長く使うためのポイントになります。

まとめ

庭は自然に近い環境のため、何もしない状態では雑草が生えやすくなります。人工芝を敷く場合でも、人工芝だけでは雑草を完全に防ぐことはできません。排水用の穴や隙間から雑草が生えることがあるため、人工芝を施工する前に防草シートを設置することが重要です。防草シートは光を遮ることで雑草の成長を抑える資材であり、庭の雑草対策として広く利用されています。防草シートを選ぶ際には遮光率の高さや強度、素材の耐久性などを確認することがポイントになります。とくに人工芝の下に敷く場合は、織り目のない不織布タイプで密度の高いシートを選ぶことで雑草の発生を抑えやすくなります。人工芝と防草シートを組み合わせて施工することで、雑草が生えにくく管理しやすい庭を作ることができます。適切な資材を選び、施工方法を工夫することで、庭の雑草対策を長く続けやすくなります。

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イメージ引用元:https://gfield.co.jp/product/xavan/引用元:https://www.shirasaki.co.jp/type/exterior引用元:https://www.e-hatanaka.com/item/bousoukun.html引用元:https://www.koizumiseima.co.jp/product/weedcontrol_construction/引用元:https://www.matai.co.jp/product_list/net5/
会社名株式会社グリーンフィールド(ザバーン)株式会社白崎コーポレーション(ナックスEX)畑中産業株式会社(防草くん)小泉製麻株式会社(KOMAシリーズ)日本マタイ株式会社(強力防草クロスシートPRO)
素材ポリプロピレンポリエステルポリプロピレンポリエステルポリプロピレン
耐用年数350グリーン:10年以上
240グリーン:約5~10年
(砂利下での使用なら半永久)
【EXエコノミータイプ】
10年以上
【EXスタンダードタイプ】
10年以上
【EXエキスパートタイプ】
約7年
【防草くん】
砂利下耐久性:6~10年
【ハイパー防草くん】
砂利下耐久性:6~10年
【ウルトラ防草くん】
砂利下耐久性:10~12年(露出可)
KOMA 150:5年程度~
KOMA 200:6年程度~
KOMA 250:7年程度~
※KOMA 100EXは砕石・砂利下専用のため半永久的
10年(UV耐候剤入り)
規格350グリーン:1m×30m、2m×30m、3m×30m
240グリーン:1m×30m、2m×30m
136グリーン:1m×50m、2m×50m
【EXエコノミータイプ】
幅1.0m×長さ25m・50m、幅2.0m×長さ25m・50m
【EXスタンダードタイプ】
幅1.0m×長さ12.5m・25m・50m、幅2.0m×長さ25m・50m
【EXエキスパートタイプ】
幅1.0m×長さ15m・30m、幅2.0m×長さ30m
【防草くん】
幅1m×長さ50m / 巾2m×長さ50m
【ハイパー防草くん】
幅1m×長さ50m / 巾2m×長さ50m
【ウルトラ防草くん】
幅1m×長さ30m
KOMA 100EX:1m×50m、2m×50m
KOMA 150:1.1m×50m、2.2m×50m
KOMA 200:1.1m×50m、2.2m×50m
KOMA 250:1.1m×50m、2.2m×50m
幅0.5m×100m、幅0.75m×100m、幅1m×10m、幅1m×50m、幅1m×100m、幅1.5m×50m、幅2m×50m
厚み350グリーン:0.8mm
240グリーン:0.64mm
136グリーン:0.4mm
【EXエコノミータイプ】
厚さ:0.35mm
【EXスタンダードタイプ】
厚さ:0.4mm
【EXエキスパートタイプ】
厚さ:0.65mm
【防草くん】
0.4mm
【ハイパー防草くん】
0.6mm
【ウルトラ防草くん】
1.2mm
KOMA 100EX:0.3mm
KOMA 150:0.4mm
KOMA 200:0.5mm
KOMA 250:0.6mm
0.8mm
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